遺言書がないとどうなるのでしょうか?
よくうちは、お金持ちじゃないから・・遺言書は必要ないという方がいらっしゃいます。
ですが、遺言書は、普通の家庭でも必要になることがあります。

普段疎遠になっている相続人がいる場合が要注意です。
疎遠であってもほとんど音信不通でもあっても相続人は相続人です。

相続人がすべてそろわないと財産の処分ができません。
遺言書1枚がないために、音信不通な相続人を探し出したり、署名押印してくれるように頼んだりしなければいけません。
もし、簡単に署名押印してくれないと時間がとてもかかってしまいます。

相続から10か月以内に相続税の申告をしないといけないので、遺産分割手続きに10か月以上かかると相続税を建て替えなければいけない事態になるかもしれないのです。
また、一番面倒を見てくれたり、同居していた相続人が家を手放さなければいけなくなる事態にもなりかねません。

子どもがいない夫婦は要注意!

これは、私の親戚の実話ですが、子どもがいない夫婦は要注意です。
子どもがいないと兄弟姉妹に相続権利があります。

亡くなった方の兄弟がもし先に亡くなっている場合、兄弟の子どもに相続権利が移ります。(これを代襲相続といいます)
それまで仲良かったその兄弟の子ども(叔母から見て姪と甥)が相続後に豹変してきっちり相続分をもらうと主張してきました。相続(争続)です。
遺言書があれば、防げたことです。

遺言書で兄弟姉妹に相続させない旨を書いておくと、兄弟姉妹には相続の権利がなくなるからです。